千代田区神田の泌尿器科・皮膚科・内科、東京ビジネスパーソンズクリニック（神田駅・新日本橋駅3分）

原因不明の嘔吐・吐き気 unindentified-nausea

CNS disease

呕吐と言えば消化器疾患が思い浮かびますが、そのほかにも様々な疾患で呕吐が生じます。中枢神経疾患でも呕吐を生じます。

中枢神経疾患の原因	片頭痛、脳腫瘍、脳血管障害（脳卒中、くも膜下出血など）、脳炎（はしかやヘルペスでも生じます）、脳外傷などです。脳を覆う膜への刺激で生じやすいです。
中枢神経疾患の症状	頭痛があり呕吐したときなどに疑います。吐き気なしに呕吐した時は頭蓋内の異常を疑います。
中枢神経疾患の検査	頭部CTやMRI、脳脊髄液検査などを行います。
中枢神経疾患の治療	気道確保を行い、吐瀉物による窒息を防ぎます。そして検査を行い疾患が判明次第、手術や投薬などの治療を行います。
中枢神経疾患の注意点	頭部を強打した後の呕吐は頭の中の出血などのサインであることがあります。きちんと検査してください。

evil thought, malicious motive

薬剤による悪心・嘔吐の原因	多くの内服薬で生じる可能性があります。吐き気の原因がわからず、たまたま内服薬をきらした時に症状が軽くなり、気がつかれることもあります。
薬剤による悪心・嘔吐の治療	内服薬の中止、変更、制吐剤の服用や注射を行います。
薬剤による悪心・嘔吐の注意点	抗がん剤のように嘔吐を止めながら使用し続けなければいけない場合もありますが、薬が体に合わないサインであることもあります。医師に相談して決めてください。またビタミン剤のような頻繁に用いられる薬でも生じることがありますので、関係ないと思わずに医師に申し出てください。

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